更年期とナチュラルセラピー


更年期とナチュラルセラピー


月経と同様にほとんどすべての女性が経験する更年期。

今日は更年期とナチュラルセラピーについて書きたいと思います。

40代前半の方、これから40代を迎える方にもぜひお勧めしたい内容ですので、お時間のある方はぜひお付き合いください

更年期は閉経を挟んで10年間、平均的には45~55歳ごろ、早い方だと40代前半に訪れます。

若い方では、「更年期障害」という言葉があまりにも有名で、更年期=更年期障害という風にネガティブなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

「更年期障害」と診断されて更年期に実際の治療を受ける人は全体の20%程度。

多くの女性が程度の差こそあれ、身体のほてりや発汗、睡眠障害、膣の乾燥による不快感、情緒不安定、自律神経失調に関わる様々な不快な症状に悩まされます。

『症状が辛くて、日常生活に支障が出る』

『症状がひどくて、普段通りの生活ができない』

そういった場合には、西洋医学の力を借りるのも一つの手です。

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しかしながら、閉経は10代で始まる月経周期と同様、ほとんどの人に訪れる自然な現象で、

更年期自体は、病気ではありません。

症状がそれほど重くない場合や、『あれっ?これってプレ更年期?』などとごくごく軽い症状のみの場合には、ナチュラルセラピーが毎日の生活の質の向上に役立つと思います。

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閉経が近づいてくると、卵巣からの女性ホルモンの分泌が減少するため、身体に様々な影響が出るわけですが、実は閉経後も身体の中でエストロゲンを生成し、骨や関節の強度を保ったり、髪や肌をしなやかに保ったり、

さらには免疫力を強化したりと、女性の美しさと健やかさを保つのに重要な役割をする臓器があるのです。

それは副腎。

腎臓の上にある、小さな臓器です。

不規則なライフスタイルは副腎に負担をかけるため、摂り過ぎていたり、足りていないものがあれば、この機会にぜひ見直してみてください。

食生活の改善

乳製品の摂取を減らす
豆乳やアーモンドミルクを牛乳の代わりに使ってみましょう。

オメガ3系脂肪酸の摂取を増やす
亜麻仁油、エゴマ油、魚、ナッツ類などから摂ることができます。

ビタミンEを摂る
膣の乾燥が気になる場合はビタミンEの摂取が勧められています。食品でもとれますし、サプリメントでも手軽に取れます。

ビタミンCを摂る
免疫系に有効なビタミンC。コラーゲンの生成を助ける働きがあり、美容にも健康にもとても役立ちます

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ハーブティの活用

ハーブティも、その薬効成分だけでなく、香りや色によるリラックス・リフレッシュ効果も期待できます。
下記のハーブをブレンドまたはシングルで一日2回程度、リラックスタイムにぜひ取り入れてみてください。ブレンドされる場合には、各ハーブにつきティースプーン1/4杯ずつがおおよその目安です。

セージ(コモンセージ):
ホットフラッシュの症状を和らげます。疲労回復や風邪の初期症状を和らげたり、予防したりする働きもあるので、毎日の体調管理のためにおすすめです。

フェンネル:
女性ホルモンのエストロゲンと似た作用をするアネトールの働きで、女性ホルモンのバランスを調整。胃腸の働きを整え代謝を高めるため、冷えや代謝の低下が気になる方にもおすすめです。

チェストツリー:
脳下垂体に働きかけ、ホルモンバランスを調整。更年期特有のイライラも鎮めてくれます。

ローズ:
抗うつ・鎮静作用は神経が高ぶっているときや疲労が蓄積しているときに。ホルモンバランスを整える働きがあるため、更年期の憂うつな気分にもおすすめです。

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いかがでしたでしょうか?

手軽にできるものから、ぜひ始めてみてくださいね^^

次回は更年期におすすめの精油を使ったケアをご紹介します。

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