ホルモンバランスを整えるには?


ホルモンバランスを整えるには?


さて、スマホやパソコンと向かい合う時間が長い方も多いかと思います。

眼を酷使するとまず起きるのが、婦人科系のトラブル。

生理不順やPMS、ホルモンバランスの乱れによる肌荒れや毛穴の開き、乾燥肌、関節の痛み、更年期障害、不妊・・・。

ホルモンの分泌をつかさどっているのは脳の視床下部というところ。

ここが司令塔となって、『ホルモンが足りないからたくさん出して~!』とか『今足りてるから、ちょっと控えめに~!』などと身体の各器官に注文を出しています。

でも視床下部は眼やストレスの影響を受けやすく、パソコンやスマホの画面を見ることで眼の緊張が続くと、視床下部からの指令が上手くされなくなって、女性ホルモンが分泌されにくくなってしまうんです(><)

加えて、

視床下部はココロとカラダのON/OFFを切り替える自律神経への司令も行っています。

自律神経とは、自分で意識しなくても、体温や血糖、免疫や内臓の動きなど体内環境を一定に保ってくれる神経のことで、『交感神経』『副交感神経』との二つがあります。

『交感神経』は戦いの神経。筋肉に栄養を送るため、心拍数と呼吸を高め、筋肉を収縮させ・・・、そして万一切られても多量の出血をしないように末梢血管を収縮させ、戦いのときに備えます。この時、怪我をしても痛みを感じにくいです。

運動中にけがをしたり、交通事故(もし経験があれば)にあったことがある方は思い出してみてください。怪我をした直後は『あんまり痛くないな』と思ったけど、後からズキズキ痛み出したことはありませんか?

対する『副交感神経』はリラックスの神経。心拍数が下がり、呼吸も緩やかになります。また、栄養を吸収できるように胃腸の働きが活発になります。副交感神経優位状態が続きすぎて交感神経との切り替えが上手くいかない人は『無気力症』や『うつ』になる場合もあります。

逆に交感神経が優位の状態が続くと、心拍数は上がり呼吸も増え、消化作用が抑制されるために食欲不振となったり、便秘気味になったり、瞳孔が開いているため不眠症となります。また、血液循環も悪くなることで、本来働くはずの老廃物排出システムがうまく作動せず疲労物質が蓄積して、「肩こり」や「腰痛」 という形で現れてきます。

さて、視床下部の働きが乱れると、女性ホルモンや自律神経に即影響が及びます。

じゃあ、誤作動を始めてしまったホルモンや自律神経をどう整えればいいの?

おすすめしたいのは、ごくごく簡単な2つの方法です。

それは

『夜、照明を間接照明にし、眼を休めること。』

『嗅覚を使うこと。』
嗅覚は5感のうち最も原始的な感覚。

香りを嗅ぐと、脳の本能的で原始的な部分にダイレクトに伝わり、より深い潜在意識の部分でON・OFFができます。

意識の部分で『リラックスしたい』と思っても、仕事のことや余計なことを考えて上手く休めない方、逆に『集中しなきゃ』と思っても、なかなかエンジンがかからない方!

精油の香りを取り入れて、上手にON/OFFの切り替えをしてみてください。

私も7か月の息子と実践中です。

夜、お風呂のあとのスキンケアにラベンダーウォーター(生後すぐOK)と保湿剤にラベンダーエッセンシャルオイル(赤ちゃんは6か月ごろから使ってください)を1/10滴ほど混ぜて使っています。

息子も、『夜は暗くなって、ラベンダーの香りがして、何だか眠たくなるなぁ』というような感じで、何となく分かっているような気がします。そのおかげか、ベットに連れて行くだけで寝てくれて^^

寝られなくて抱っこしたり、添い寝することはなく、スーッと眠りについてくれるので本当に助かっています。

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ホルモンバランスを整えたい方、生理不順でお悩みの方、ベビ待ちの方、更年期障害でお悩みの方、お肌の老化のスピードをゆるめたい方、

今日からせひ夜は部屋を暗くして、自分が一番リラックスできる香りを楽しみながら過ごしてみてくださいね^^

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