月と潮と女性のからだ
「満潮」「干潮」と身体の関係
「大潮」という言葉をご存じですか?
海水面が一番高い状態を『満潮』、一番低い状態を『干潮』というのはご存じだと思います。
大潮というのは、太陽と月と地球とが一直線上に並んだことで太陽と月の引力が最大になり、干潮と満潮の差が最大になることです。大潮は一か月に2度、満月と新月のときに起こります。
潮の満ち引きは月の影響を強く受けているのですね。
人の身体もそうです。
人がこの世に生を受けるとき、この世から旅立つとき、「満月」や「新月」の日が多いということは実際に統計データで出ています。また、女性の月経周期の平均は29.5日で月齢の一周期とピタッと一致していたり・・・なんとも不思議ですよね。
でも良く良く考えてみると、
人の身体の60%は水分(=体液)でできていて、その体液の成分は海水と組成がほぼ同じ。
人は皆、身体の中に“小さな海”を持っている、と考えれば人体も月からの影響を受けることは納得できますよね。
月と女性の生理周期
女性の身体と月の関係に目を向けるてみると、満月のあたりに生理がきて、新月のあたりに排卵がくる女性が多いと言われています。
骨盤は満月にかけて緩んでいき、新月にかけて閉じていくので、自然のリズムと調和していますよね。
私も、今月の生理も、ちょうど満月の日にきました!
妊娠前も満月の時に生理がきていたのですが、妊娠・出産の間の一年半のブランクを経て出産後初めての生理も、狙ったように満月の時に生理が来たので本当に人の身体の神秘を感じます。
ちなみに子供をお腹に宿した日は新月でした。
満月の時に生理を迎えるひとは、満月に向かって満ちてくる身体の血液を、骨盤が最大限に緩むところで排出できるので、生理痛も少なく、比較的生理が軽く済むといわれています。
満月の前後に生理がこないからといって、不健康ということではありませんが、新月のあたりに生理を迎える方は『“解毒”すべきものがあるのかも』と思っても良いのかもしれません。
月経周期が不安定な方や生理が重い方は、ひょっとすると、(満月⇒新月の緩んだり閉じたり・・・という)骨盤の動きが低下していることが原因かもしれません。
セルフマッサージやストレッチ等で臀部や腰部の筋肉や筋膜を緩めたり、セルフエクササイズで骨盤の動きを整えてみてくださいね。
生理は身体にとって大切なデトックス期間。
質の良いサラサラの経血を短い間にしっかり出すことが大切です。
身体が冷えていたり、ケーキや揚げ物、肉食に偏った食生活で質の悪い脂肪を過剰に摂るとプロスタグランジンという生理痛を起こす物質が増えます。
生理痛でお悩みの方はナッツや青魚など質の良い油を意識して摂ってみたり、身体を温めるように気を付けてみてくださいね。水分が不足しがちな期間ですので、身体を温めるハーブティなどを取り入れてみても良いかもしれません。
生理が軽くなるマッサージ
また、生理がだらだら続く、経血の量が少ないという方はこの方法も試してみてください。
本当に簡単で、ヒザの内側(膝を閉じて座った時に、反対側の脚と触れるところ)をこぶしでまんべんなく揉むだけ。
経血と共にしっかりと身体の老廃物が排出されるツボです。ゆっくり時間を取って揉んでもOKですし、お手洗いの際便座に腰かけながらでもOKです。
特に、オイルやクリームをつけて行う必要はありません。お洋服の上からでもOKです。
もし余裕があれば、ホルモンバランスを整えるゼラニウムやネロリなどをブレンドしたマッサージオイルを使ってみてくださいね。
セルフケアの時間が取れない方も、ご自身のご自身の生理が月齢でいつにあたるのか簡単に月齢カレンダーで調べられますので、CHECKしてみてくださいね。
意識の中に置いておくだけでも、自然と過ごし方も変わってくるのでおすすめですよ^^
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