ホルモンバランス乱れていませんか?
チェックポイントとセルフケア
最近施術に入っていて感じるのですが、女性ホルモンのバランスが少し乱れている方が年齢に関係なく多いように思います。
今日は、私なりの身体の解釈の仕方も交えてホルモンのアンバランスを示すサインと自分でできるセルフケアについてお話していきますね。
(1)ホルモンバランスの乱れを示すサイン ~ 足~
ぜひ、靴下を脱いで確認してみてください^^
1.かかと
女性ホルモンのバランスが乱れていたり、何らかの問題のある方の多くは足幅に関係なくかかとが大きくなっています。また、特徴的なのですが、かかとの”ふち”の部分の角質がカサカサしていることがあります。
2. アキレス腱
かかとが大きいことと同じくらい良くみられる特徴に、”アキレス腱が埋まっている”というものがあります。必ずしも太っているからというわけではなく、痩せている方にもみられる特徴です。
3. くるぶし
外くるぶし、またはくるぶしの少し上、内側に入ったところに角質肥厚が見られます。外くるぶしは卵巣、内くるぶしは子宮の反射区。その間をつなぐ、足首の少し下のラインは卵管です。
時間の経過したものは角質肥厚に加えて、色素沈着も見られ、特に不妊の方や更年期の方に多いように思います。
(2)ホルモンバランスの乱れを示すサイン~顔~
今度はお顔です。
1.眼の下茶色いクマ
茶色っぽい色のクマは肝臓が弱っているサイン。
肝臓は過剰なエストロゲンを代謝してくれる臓器。肝臓の機能が低下してエストロゲン過多が長く続くと、ひどい生理痛や月経前緊張症(PMS/PMT)や子宮内膜症、子宮筋腫・・・などになりやすいといわれています。
2. 肝斑
肝斑も肝臓の機能が低下して、解毒がきちんと行われないことが原因の一つです。
3. 涙袋
今度は涙袋を見てみてください。大きかったり、たるんでいたりはしていませんか?
涙袋がアンバランスに大きくなっていたり、たるんでみえる方は身体の冷えや腎臓が弱っていることが原因で、ホルモンバランスが乱れている可能性があります。また目の下が黒く見えたりする場合にも腎臓が疲れています。
このような方は、お話を伺うと、お酒や甘いものがお好きだったり、身体を冷やす食べ物を長年とり続けていらっしゃる事が多いようです。
4. 顎周りの皮膚
顎周りの皮膚の状態も、その時のホルモン分泌の状態が現れます。
顎にニキビが集中したり、カサカサに乾燥していたり、角質肥厚が見られたりしませんか?
(3)ホルモンバランスを整えるおすすめの食生活
食事は一日3回、必ず摂るので、セルフケアとしてはとても効果的です。ぜひ取り入れやすいものから実践してみてくださいね。
1.未精製の食品をなるべく選ぶ
精製された食品は身体を冷やしたり、ビタミンBを消費するため、ストレスと共に身体にとって良いものとは言えません。外食先で『玄米か白米か』選択できるときは、迷わず玄米を選ぶようにしましょう。
2. カフェイン・アルコールを減らす
刺激物を摂りすぎると体内で、副腎が刺激され男性ホルモンのアンドロゲンの生成が過剰に働き、排卵に障害がおこる可能性があるようです。
3. 砂糖を控える
お砂糖はアガベシロップなど血糖値の急上昇を抑えるような甘味料がおすすめです。血中のインスリンのレベルが高いことで正常な排卵が妨げられるケースや、不妊の原因となる多嚢胞性卵巣症候群の原因の一つに血中のインスリンレベルの高さがあるため、お砂糖はできるだけ避けた方がベタ―です。
また、同じ食事内容でも、野菜やスープから食べるようにしたり・・・など食事の順番を工夫することも手軽にできます。
4.ビタミンBと亜鉛を意識して摂る
特に内膜症の方はビタミンBを意識して摂るようにしてみてください。ビタミンBは肝臓の働きをサポートしてくれ、過剰なエストロゲンを身体から排除します。ストレスや精製炭水化物に偏った食事、そしてアルコールの摂りすぎも体内のビタミンB群を消耗しますので気を付けます。
また、ハーブのミルクシスルには”シマリン”という肝臓の働きをサポートする成分が含まれていますので、おすすめです。
月経前緊張症の方は、研究で血中の亜鉛濃度が低いことが分かっていますので、亜鉛を意識して摂ります。亜鉛は健康な精子の生成や卵子の発達にも重要ですので、妊娠を考えている方はメニューに取り入れると良いかなと思います。
5.ビタミンAや鉄分を摂る
特に生理が重い方は、日頃から鉄分を意識して摂るようにしてみてください。また、研究では月経過多の人の血中ビタミンA濃度はとても低いことが分かっていますので、緑黄色野菜などを豊富に摂り、ビタミンAが不足しないように意識してみてください。
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