気象病、ご存じですか?


気象病、ご存知ですか?


秋が近づくにつれて、サロンのの中にも「気象病」にお悩みのお客様が増えてきました。

「気象病」とは、気圧や気温、湿度などの気象の変化に伴って起こる、心身の様々な不調のことをいいます。

たとえば、台風が発生すると頭痛がする、肩こりや首こりがひどくなる…、梅雨や秋の長雨の時期に気分がなんとなく優れない…。

そんなご経験はありませんか?

ここ数年、「一日で、例年一か月分の降水量」、「史上最高気温」などという極端な気候が続いていますが、

誰もが自律神経を崩し気象病になりやすい条件がそろっています。

気象病・天気病外来」などの特殊外来 を立ち上げられた 九手堅 先生によると、気候病を発症する大きな要因は3つ。

1)普段からストレスにさらされている

(2)耳(内耳)が敏感

(3)骨格(脊柱)のゆがみ

普段から仕事や人間関係でストレスにさらされている方や、乗り物に酔いやすい方、内耳の疾患をお持ちの方は、気候の変化により自律神経が乱れ気象病になりやすいそうです。

さらに、注目したいのは脊柱の歪みです。

骨格が整っている方の脊柱(背骨)には【首・胸・腰】の3つのカーブがあるのですが、このカーブがベッドのスプリングのように、様々な衝撃や負荷から、身体を守ってくれています。

九手堅先生によると、ストレートネックや猫背、反り腰のように脊柱のカーブが歪んだ状態だと、自律神経の不調を起こしやすく、歪みが強いほど気候病になりやすいそうなのです。

もし、「季節の変わり目に体調を崩しやすいな」と感じられていたら、

ぜひ、骨格を整えるエクササイズやストレッチを取り入れてみてくださいね。

首のストレッチ①

<首のストレッチ②>

<猫背のリセット>

<猫背のリセット>

<猫背のリセット>①両手を後ろ手に組む。
② 体の後ろで組んだ手を、ゆっくり天井方向へ上げる 

POINT:腕を上げる時に、息を「はーっ」と吐きながら、肩甲骨も一緒に寄せていく

【参考文献】AEAJ機関誌(監修)九手堅司「その不調、実は気象病!?」

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