生理がダラダラ続く方へ
当サロンにいらっしゃるお客様のなかには
「少量の出血が続いて、生理がすっきり終わら(始まら)ないんです」
など、生理についてのお悩みをお持ちの方も少なくありません。
生理は、約29日周期/4~5日で終わるのが理想的です。
あなたの生理はいかがですか?
生理のトラブルが起こるのは、女性ホルモンや自律神経をコントロールしている脳の視床下部という場所が、ストレスの影響を受けやすいためと言われています。
とくに視床下部は目や頭の疲れからから働きが低下しやすく、「女性は目を酷使しないで」と言われるのはそういった意味もあるのです。
視床下部が上手く働かなくなるとどうなるかと言うと、、、
「女性ホルモンを出して」という指令が上手くいかなくなり生理周期が乱れたり
同時に自律神経のコントロールも乱れ、頭痛やめまい、手の甲など末端の冷えなどの不快な症状が起こることもあります。
また、骨盤は、生理の周期に合わせて開いたり閉じたりしますが、
この開閉がスムーズにいかないと生理周期が長くなったり、生理がダラダラ続いたりなどのトラブルが起きやすくなってきます。
骨盤の開閉は、女性ホルモンの分泌にも影響しているとも言われ、
締まるべきときに「締まる」、緩むべきときに「緩む」弾力のある骨盤は女性ホルモンにまつわるトラブルを和らげるためにとても大切です。
今日は、この骨盤の「開閉力」をUPさせて、理想的なしなやかな骨盤をつくるセルフケアをご紹介しますね。
生理周期が長い方、生理がダラダラ続く方、産後で生理周期が安定していない方、妊活中の方もぜひ行ってみてください。
【生理前】骨盤を緩める脚パタパタ体操
骨盤を緩め、動きをスムーズにする体操です。股関節が硬い方は、膝が床につかなくても大丈夫。力を抜いて行うことが大切ですので、力を抜いた状態で動く範囲で行ってください。
1.脚の裏を合わせて座り、上半身の力を抜きます。
2.手で足首を支えたら、膝を上下ににパタパタと動かします。
【生理前】目&頭の疲れ解消マッサージ
目が緊張すると、骨盤の開閉力が低下するだけでなく、眉間のシワなど目元のエイジングにもつながります。メイクをしたまま行えるツボ押しでケアしましょう。
【生理前】首を温める
元々、肩こりや腰痛がある方は、生理前になるとプロゲステロンの影響で生理前に首の緊張がさらに強くなり、頭痛/吐気/めまいにつながりやすくなります。後頭部の関節が開きにくくなると、骨盤の開閉にも影響するため、温めて緩めておきましょう。
1.熱めのお湯でタオルを絞り蒸しタオルをつくる(精油をお持ちの方は、スイートマジョラムやジンジャーなど温めるオイルで温湿布すると更に効果UP)
2.後頭部を温める
POINT:左右で硬さに差がある場合には、硬い方を多めに。レンジで温めて使うカイロなどでも代用可です。
【生理後】骨盤を締めるプリエ体操
生理4日目くらいから骨盤が閉じ、高い位置に戻ります。この動きがスムーズだと生理がすっきりと終わります。生理周期が長い人や妊活中の方にも特におすすめです。
1.肩幅よりやや広めに立ち、バレエの「プリエのポーズ」をイメージして、つま先を出来るだけ外に向ける。
2.息を吐きながら4カウントで膝をゆっくり曲げていき腰を落としていく
3.一度息を吸い、息を吐きながら4カウントでゆっくり立ち上がる。
POINT:膝を曲げる時は、つま先と同じ方向に。前傾しないように注意です。
【生理後】骨盤を締める内股スクワット
骨盤を締め、下腹部も引き締めるので、下腹が気になる方にもおすすめです。O脚の方に必要な筋肉を鍛える効果もあります。
1.肩幅より少し広めに立ち、つま先を出来るだけ内側に向けて立つ。
2.上体が前に傾かないよう注意しながら、4カウントで息を吐きながら、膝をゆっくり曲げいき、腰を落とす。
3.膝同士が途中でくっついても、出来るところまで腰を落とし続けます。
4.「これ以上いかない」という所までいったら、息を吸い、また息を吐きながら4カウントでゆっくり膝を伸ばして元の姿勢に戻します。
PONT:足重心が小指側に傾いてしまうと、効果が半減。重心を親指に乗せたまま腰を落としましょう。
女性の身体にとって、骨盤は大きなポイント。骨盤を整えて、健やかな生理を呼び込みましょう!
閉経している方は、月の満ち欠けのリズムに合わせて行うと良いですよ。
トリートメント後に、お客様の体質やご体型に合わせたエクササイズやセルフケア方法をご紹介させていただきますので、ぜひお気軽にお申し付けくださいね。
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